知能線

〜9パターンの知能線区分〜

知能線とは、人差し指と親指の付け根の間から、手のひらの中央を横切って伸びる線です。
性格と才能、行動傾向を表しています。
もちろん、手相は、1本の線だけから何かを断定することはできません。必ず他の線と絡めて総合的に判断します。似たような知能線を持っていても、他の線の形状によっては異なる特質となります。

そうはいっても、この知能線は、その持ち主の才能を実によく表していますので、ここでは、9つのパターンに、エイヤっと分けて、解説してみます。下の9パターン(17図)の絵の中から、自分の知能線といちばん似ているものを見つけて、解説ボタンを押してみてください。

A. 終点が2股に枝分かれしている知能線

●終点が2股に枝分かれしているのがポイント。知能線の長さや角度、終点の位置は、この際問いません。(もちろん位置によって意味合いは異なるのですがとりあえず)。  知能線の出発点が、生命線(手首に向かって伸びる線)の出発点と離れていても(左図)、くっついていても(右図)、一緒のパターンとします。
●終点が3、4股に枝分かれしている人も、このパターンとしてください。
●右図のように、枝線の終点が、小指の方向へはねあがっている人は、特に……

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B. 2本ある知能線

●知能線が平行に2本あるのがポイント。いわゆる「二重知能線」の持ち主。知能線の長さや終点の位置の違いは、今はおいておきます。とにかく2本!
●左図のように、きれいに2本、平行に走っているものもあれば、右図のように、通常の知能線にからまるように伸びていて「よく見れば知能線っぽい」というものまで(それも立派な二重知能線ですよ!)、二重知能線のかたちは、さまざまあります。特に、最近、女性に多く見受けられます。
●手のひらの真ん中あたりを、知能線に寄り添うように伸びている線があれば、知能線である可能性が高いです。下の段のパターンIとは違います。

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C. 感情線近くに伸びる知能線

●知能線が、感情線(小指の下から人差し指方向へ伸びる線)近くに伸びている。下の段にあるパターンEと比べると、「真横へ伸びている感じ」がポイント。
●"9つの丘"の名称がわかる人には「第2火星丘に向かって伸びる知能線」と説明したほうがわかりやすいでしょうか。知能線の終点と感情線との間隔が、パターンEよりずっと狭いのです。
●知能線の出発点が、生命線(手首に向かって伸びる線)の出発点と離れていても(左図)、くっついていても(右図)、このパターンとします。離れている人のほうが大胆なんですけどね。

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D. 終点が感情線と手首の真ん中(またはそれよりやや上)へ向かう知能線

●知能線の終点が、上のパターンCと、下のパターンEの中間ぐらい。手首の方向へ下がりすぎてはいません。 長さも、長すぎず、短すぎず。(薬指から垂直に下ろした線が標準の長さの目安です)。
●感情線と手首の間を2等分した位置より下に、知能線の終点が伸びていたら、それはパターンE。
●知能線の出発点が、生命線(手首に向かって伸びる線)の出発点と離れていても(左図)、くっついていても(右図)、このパターンとします。

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E. 終点が手首の方向へ下降する知能線

●知能線の終点が、手首のほうへ向かって伸びている。「かなり下へ下がっている感じ」がポイントです。
●下降しますと、自然と長さも長くなります。この図のように、曲線的に下降している知能線と、やや直線的でちょうど真ん中ぐらいでカクっと角度をつけて折れ曲がっている知能線とがあります。
●なにしろ、下がっていて長いのです。ただし、このパターンは、知能線の出発点は、生命線(手首に向かって伸びる線)と、くっついているもの、とします。離れている人は、下段のパターンGになります。

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F. 手のひらを真横へ伸びて突っ切る知能線

●左の図の手相は、いわゆる「マスカケ線」です。知能線と感情線が合体して一本になっています。"手に平仮名の「て」という字が書いてあるような"手相。
●一直線の知能線から、枝分かれしたごく短い知能線や感情線が伸びていても、このパターンとしてください。
●また、右の図のように、感情線(小指の下から人差し指方向へ伸びる線)は別にあるが、知能線が手の甲へ届かんばかりに手のひらを横切って伸びているのも、このパターン。パターンCの知能線が伸びきると、このパターンFになります。

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G. 出発点が生命線と離れていて、長く伸びる知能線

●この知能線は、長さが長くて、しかも、出発点が、生命線(手首に向かって伸びる線)の出発点と、離れているのがポイントです。
●パターンEと似ていますが、必ず、出発点は、生命線と離れているものとします。
●終点は、感情線(小指の下から人差し指方向へ伸びる線)と手首の間を2等分した真ん中あたりか(左図)、または、真ん中より下(右図)。パターンDよりも長く伸びています。

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H. 短い知能線

●この知能線は、とにかく短いことがポイントです。
●知能線の、平均的な長さは、薬指の下あたりですから、それよりも、短い人が、このパターン。
●知能線の伸びる角度や、終点の位置は問いません。ただ、実際には、知能線が短いと、極端に下降して伸びることは珍しく、その多くは、真横か、真横よりやや下方へ伸びています。出発点が、生命線(手首に向かって伸びる線)の出発点と、離れていても、くっついていても、このパターンとします。

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I. 別方向へ2本伸びている知能線

●知能線が2本あります。
●パターンBの「二重知能線」とは違います。同じ出発点から別方向へ2本の知能線が伸びるか(右図)、片方の知能線の途中から別の知能線が伸びています(左図)。
●多くは長い知能線です。知能線と生命線の出発点の間は、くっついている場合がほとんどです。パターンCとパターンEが合体したような知能線ですね。

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