思いやりのある
柔軟なひと

D. 終点が感情線と手首の真ん中
(またはそれよりやや上)へ向かう知能線

知能線の長さは、考える長さ。長い人は、考えることが苦にならず、気の済むまで考えています。何を考えているかは、知能線の終点によって違います。
逆に、知能線の短い人は、いつまでも考え込んではいられません。
ですから、長さがほどほどの知能線の持ち主は、ほどよくものごとを考える人です。

知能能線の終点の位置は、才能領域を示します。小指側へ上がれば上がるほど、現実的で、金銭感覚に秀で、逆に、手首に向かって下降するほど、夢を追ったり自分の世界にひたったり何かを創り出す能力にたけています。
ですから、知能線の終点が、下の図のように、上すぎず、下すぎず(ちょうど、感情線と手首の間を2等分した真ん中か、それよりちょっと上に向かって)伸びている人は、現実感覚とロマンチストな感覚をバランスよく持ち合わせた人。

やさしさが表にあらわれやすく、柔軟。常識を心得ており、夢見がちな人の気持ちも打算的な人の心もわかります。適応職域も幅が広い。
企業家、インストラクター、コーディネーター、カウンセラーなど、全体を見据えつつ目先を管理するようなお仕事が特に向いています。文章を書いてよし、ソロバンをはじいてよし。人あたりよく、お金のことも計算できるのが強みなのです。

ただ、変化を求める気持ちも強く、結局、自分は何が一番向いているのかという迷いが生じやすいのも、この手相。転職を繰り返す人も多いのですが、少しでも今のお仕事に面白みを感じるなら、そのまま実績を重ねていくほうが後々まで活躍できます。
管理職には大変向くタイプです。

恋愛、結婚においては、この円満な人柄が吉となります。

知能線の出発点と、生命線の出発点が離れていると(下の左図)、スタートダッシュが早いのです。
知能線の出発点が、生命線の出発点とがくっついていると(右図)、優柔不断な面がでてきますが、じわりじわりと実績を積んで成功。大器晩成型です。この2タイプの2人が組めばものごとは手堅く発展します。

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