手のひらを巡る
メッセージ

2008.9.13

♪回転やめろっと言われても(水星丘!)

連休初日。こちらは穏やかなお日和でした。皆さま、いかがお過ごしですか。

芸術の秋、スポーツの秋、味覚の秋、読書の秋、秋眠の秋… それぞれの健全な欲望へ向かい、熱波から解放された頭脳も、健全な働きを取り戻して回転していることと存じます。

頭脳の回転は、小指の下の膨らみ「水星丘」で行われています。手相上で、そうとらえます。

この「水星丘」に縦に刻まれる線が、「財運線」(左の図)。
財運線とは、お金を、ためたい、増やしたい、使いたいという執着心と、その成果をあらわす線です。

財運線の出ている位置や、本数、長短、濃淡(人と比べてではなく、自分の手相全体の中で濃いか薄いか)によって、その人が、現在、お金をどうしているか、その努力が報われてきているかどうかを見ることができます。

お金のことを頭で考えると、どのような形であれ、財運線が出るのです。安定している時は、すっきりとしたラインです。

「今月キツイ~」と意識していても、線が出てきます。きれいなラインになりませんが。

それに対して、そこそこ収入があってお金に苦労しておらず、物欲もさほどない人の手相では、薬指の下に現れる「太陽線」はあっても、小指下の「財運線」がほとんどない、という例は珍しくありません。
お金のことで頭を悩ませないからでしょう。

お金と、頭の働きとは、密接な関係にありますね。

例えば80才を過ぎてもお金のやりくりをしている人、やりくりせざるを得ない人、銀行で通帳記入するのが楽しみな人?というのは、頭がシャンとしてらっしゃいます。
頭がいつまでも若々しいのです。

もともと、「水星丘」は、頭脳の明晰さ、言葉づかいの巧みさをつかさどる丘です。
頭の回転の早い人は、機転が利き、言葉がスラスラっと出てくるものです。

ですから、「水星丘」の膨らみが、手のひら全体の中で目立つ人は、頭がよく働く人と言えます。商売人向き。お笑い芸人にも、水星丘エネルギーは必要でしょうね。
知恵が過剰だと、悪知恵となりますから、例えば政治家なら、適度な膨らみはほしいですが、膨らみ過ぎると口先だけの人かも。選挙の際は、手の形もチェック!^^

逆に、水星丘の膨らみの足りない人は犯罪などは考えないことです、すぐ捕まってしまいますから?!

そして、丘のエネルギーは、指にも作用するので、小指が極端に短いと、自分の気持ちや意図することを相手にうまく伝える知恵が巡りにくく、言葉が足りない傾向に。

小指が短くて喋るのが苦手な人がいたら、ネイルや指輪でアクセントをつけると、自信がつきますよ。

さて、左の図は、どうでしょう。
手のひらの脇、小指下の部分が広く、「水星丘」が横に張り出している形になっています。
見逃してしまいがちなのですが、写真に撮ったり、人と比べたりすると、違いがわかるはずです。

「水星丘」の面積が普通より広いので、大変、頭が働きます。ずるがしこいのとは違います。お金のことを考えてばかりの人でもありません^^;
ただ、頭(精神)がいつもフル回転。
たえず何かしら考えてしまい、リラックスしにくいのです。

この形は、たいてい、金星丘(親指下の膨らみ)も厚いとか、二重感情線とか、他の基本線も濃いとか、活動的なタイプの相の人に多いのです。

そうはいっても、頭はときどき、休めないと、まいってしまうでしょう。
体力の続く限り頭を使い、精神的に擦り切れて、ある時、電池切れ、ということになっては困ります。

「温泉にでも入ってゆっくり休んでくださいよぅ」と言ってあげたいのですが、
ゆっくり休むということができにくい。 体を休めていると、その分、頭がさらに回転ということにもなりかねない。
だから、体を動かすことはしていた方がよいです。温泉プラス美術館と参加型アトラクション、そしてぐっすり眠ること。頭をフル稼動する余裕ができないよう、好きなことで体を使うことに意識を向けていくと、バランスがとれてきます。

こういうタイプは、家族や恋人や職場など身のまわりの問題によく気がつき、それを解決しようとがんばりすぎる傾向にあります。が、
いつまでもがんばる人だからこそ、ダウンして何もできない状態になってしまってはつらいはず。
あなたの助けを必要とする人たちのためにも、「すべての解決」はいったん脇へ置き、体を使ったリラックス方法を、まず見つけておくことが大切です。

自分の「水星丘」の広さがどれぐらいかわからないという人は、今日出会った人と、手を出しあって、比べてみてはいかが?
by emi-ka。

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