
このところの不安が影響してか、手相全体に、おおざっぱな横線が複数目立ってきた人は、いませんか?
手相では一般的に、縦線が吉、横線は凶。
凶の中でも気になるのが、主要線を横切って伸びる障害線(病気や事故、トラブルにつながる印。例えば左の図のような線)ですが、
二番目の図のような複数の横線を全部、障害線とみる必要はありません。

全体としてこのような相になっている人は、具体的な悩みや問題がなくても「なんとなく不安、不満、気ぜわしく落ち着かない、イライラする状態」とみたほうが自然です。
病気に直結しないけれど、スカッとしない状態。
ただし放っておけば体に影響しますから軽視は禁物。気になる人間関係などからひととき逃れて、頭をからっぽにする時間が必要です。
精神的に落ち着いてくると、横線は薄れます。
一方、このおおざっぱな横線とは異なり、薄くてこまかな横ジワが増えてきたときは、それは内臓の衰えを意味します。あわせて、他の基本線にシマが出たり線

元気で長生きされている人の手相をみると、シワっぽくなってはいても、全体的には縦の線がスッキリと目立っていて、不要な横線は目立たないものです。
手のひらの気になる横線には、他に、神経が疲れている状態をあらわすストレス線(左の図)や、肉体疲労、内臓の衰えをあらわす放縦線(ほうじゅうせん 一番下の図)があります。
体の危険信号を意味する放縦線は、一生懸命働いている人や、本業

たまにはと、今回は不吉な線をとりあげてみました。
手相を書いて運を上げられるのなら、不吉な線も消せるといいのにね。
でも、自分の手に出てくるマイナスの線やシルシは、あなたを困らせるためにあるのではなくて、気をつけてほしい、というメッセージをたず

弱い自分もいとおしい自分、
いたわってあげたいものです。
by emi-ka