そこは切り開かれた門。何を見よう
今年最後の授業を終えて、「よい年にしましょう」と来客を見送って、無事店じまいとなりました。
体調を崩している人も多い様子。お大事にと願っています。
わたしも4日まではお休みし、静かに新年を迎えたいと思います。静かにおとそを^^
さて、新しい年、2011年は辛卯年。
ウサギなどの動物は、十二支それぞれの意味にあわせて後付けされたもので、もともとの卯は、「茆」(かや)に通じ、植物が勢いよく茂った状態にあることを表します。
辛(かのと)は、「新」に通じますので、、2010年の「庚寅」に引き続き、過去を更新していく年。そうして辛は、五行になおすと、陰の金性。クールな光を放つナイフのように切れ味鋭い金属です。凶器となれば、鮮やかな傷跡を相手に残すもの。
柔らかな植物が、鋭利な刃物でスパっと切られるわけですから、痛く、辛い、ことが、あるかもしれない。
けれど、あちこち枝が伸びすぎて、収集のつかなくなった問題なら、刈り取る決断も必要かと。その決断を受け入れて、痛みを甘んじて受けなければいけない場合もあるということ。
また、そのような気概を持って臨まなければ、なし崩しになってしまう年。
ゆらゆらと風になびく草木のように優柔不断に陥れば、問題点は未解決のまま、癒えない傷みが長引くばかりです。
続く2012年、壬辰(みずのえ・たつ)年は、ものごとが大きく動いていく変化年ですから、辛卯の年には、目先の損得でなく、2、3年後を見据えた行動をとれるかどうかが、これからを決める鍵となるでしょう。
金性の刃物を、鋏のような役に立つ道具にするか、自他を損なう凶器にするのか、問われるのは知恵です。思いあぐねてばかりいないで、思考や計画を整理して前進すれば、考えてもみなかった状態へ道が開けてくる場合もあります。
切り開いてみれば、「卯」は、開きかけた「門」に見えてきます。
切り開くには、多少の傷みも必要。傷みすぎには気をつけて、思考錯誤しながら、また次の門へ。
来年、いくつ、門をくぐれるかな^^
試練に負けない思いで、臨みたいものですね。とにもかくにも、
一年間、おつかれさまでした!
のんびりお正月の方も、平常通りの方も、かきいれどきの方も、お疲れの方はお体大切に、
皆さまの新年が、実り豊かなものとなりますように。
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コメント
風光さん、
新年おめでとうございます。
わたしは今日が仕事はじめで、ブログはまだ新年になっていませんが、本年初コメント有難く。
ブロ友という言葉があるんですね。ネットだけのおつきあいということ、わたしはほとんどないのですが、風光さんのブログにうかがうと、以前からの知り合いのような親しみを感じられます。
風光さんの今が濃くあらわれているからでしょうか。家族のことも、いつも考えさせられます。お人柄なのでしょう。そうして
年男…、転機の年となりそうですね。
本年もよろしくお願いいたします。
投稿: 恵美花 | 2011年1月 5日 (水) 23:50
恵美花さん、おめでとうございます。
本日より仕事開始です。
「卯」は、開きかけた「門」・・・納得です。
卯年の私には最高の記事でした。
よく心にも言い聞かせておきます。
今年の私の目標も明確になり、万全の準備で新しい方向へ歩んでいきたいと思っております。
恵美花さんのこの一年に幸多かれと願っております。
更に引き続きブロ友としてのお付き合いを宜しくお願い致します。
投稿: 風光 | 2011年1月 4日 (火) 14:00