意図しないことの影響の大きさ、鳳閣星天中殺
蒸しますね^^; 先週半ば、熱波にクラクラしていましたが、休み休みの行動と滋養補給にて持ち直しました。皆さまは大丈夫?
毎朝聴いているFMでは、連日、マイケル・ジャクソンの曲が流れていました。
…頻繁に利用しないわたしのケータイメールに友人から届いた有名人冠婚葬祭ニュースは、今までのところ、
「オダジョー結婚」
と、
「マイケル死んだ」
の2本のみであります。
(オダジョー結婚はともかく)、わたしにまで知らせたい、そんな気持ちになる大きな出来事ということでしょうか。
音楽や生き方…彼のスタイルには人を惹きつけないではおかない何かがあったのですね。わたしは、マイケル・ジャクソンや彼の音楽が「すごく好き」という訳ではないのに、80年代、少しでも安くと輸入盤で買ったアルバム「スリラー」を、玩具みたいなレコード・プレイヤーで、何度も聴いていた学生の頃のこと自然と思いだされます。
小さな世界のテレビもない小さな部屋で聴いていた。
自分の不安定さと、不安定なのだけれどじっとしていられない、未来へ向かうような、逃げていたいような、そんな感覚に、マイケルの音楽や歌い方が寄り添って感じられたのかな。
様々な噂や人間関係も、自分とは無関係である彼を、無視できない存在にさせていたのでしょう。彼は存在自体が、表現だったですね。
1958年8月29日生まれ、50歳。算命学の星になおせば、伝達本能に優れる「鳳閣星」。「鳳閣星」が中央と南に2つあり、穏やかさと過敏さをあわせ持つひと。
行動的で精神の休まりにくい申酉天中殺グループにあって、さらに、8月(申月)に生まれた宿命生月天中殺という型に入るため、「鳳閣星」は中殺作用を受けます。
本来、「鳳閣星」は、食べたり飲んだり遊んだり、歌ったり踊ったりお喋りしたり、バランスよく愉しむ星なのに、彼の場合はバランスを欠きます。のんびりと、性急の間を行ったり来たり。
のんびりしたいが、のんびりしていると不安になってしまう、そのため、様々なことを手掛けるようになり、こころの休まる暇がない。また、自分ではそこまで伝えようと思っていなくても、行動することで結果的に、思いがけない影響力をひとに及ぼしていきます。
宿命に天中殺を持つ人は、やや生きにくいと言われます。けれど、常識の枠に収まらないセンスが持ち味。特に「鳳閣星」中殺者に見られる、不安定さと背中合わせのクールな感性には、人の関心をひかずにはいられない煌めきがあるように感じられます。
ところで、
マイケルの兄弟姉妹8人の天中殺グループを調べてみたら、
家系からはみだしていく宿命で親縁が薄いとされる天中殺ばかり。
辰巳天中殺が4人。戌亥天中殺が1人。長男ジャッキーは本来、後継ぎ運と言われる寅卯天中殺ですが、宿命に天中殺があるので、後継ぎ運とならず。マイケルと四男マーロンは、申酉天中殺の宿命天中殺なのでやはり親縁薄しの型。同じ申酉天中殺のジャネット・ジャクソンは、日座中殺と呼ばれる乙亥日の生まれで、同様に親の恩恵を受けないほうがよさが出ます。
波瀾型の運勢ではあっても、貧しい家庭に育ち、親に頼れず早々と社会に出たことで、運勢の波に乗ったひとたち。それぞれの関係性を星で見ていると、あっという間に時間がたってしまいます。店じまいしなくては^^;
今週も、
マイペースで。あなたの日々に平穏を。願っています。
| 固定リンク
コメント
風光さん、コメントありがとうございます。
風光さんは8月生まれですか。頭の回転早い方が多いですね。頭がよく巡るとそれに伴う苦悩もまたあり?
生まれ月というのは、その人の心を形成する土台のようなものなので、性格や運勢に大きな影響を与えます。
>いろいろなことがあっての人生。
ほんとうに…。
それら色々を顧みさせるマイケル・ジャクソンというひと。彼の子供達にも興味が向いてしまいますが、ただ健やかに…と願わないといけませんね。
投稿: 恵美花 | 2009年6月29日 (月) 21:10
ひかるさん、コメントありがとうございます。
亡くなったひとについてここぞとばかり書くのは気がひけるのですが、無視していられない存在でした。光の大きさと幸不幸は別のものなのだなと思います。そうであっても、マイケルの人生は素晴らしいと思います。色々な人の鏡のようになって。
投稿: 恵美花 | 2009年6月29日 (月) 21:01
マイケル・ジャクソンの死はショックでしたね。
時代を文化をつくってきた彼ですから、その死因も気になりますが幼いころの「Ben」の歌を聴いていました。
8月生まれの私には同じ月の生まれのマイケルの運命にも気になるところがあります。
しかしいろいろなことがあっての人生。
何かを問われるような思いでニュースを見ていました。
投稿: 風光 | 2009年6月29日 (月) 10:51
このタイミングは世間的にもやはりマイケルの話題になるのでしょうね。スーパースターと呼ばれる存在は表舞台での光の強さと対応するように裏での人間的な一面が話題になるようですね。光は強くなればなるほど影に隠れる部分も多くなると僕は思っています。あれだけ光を浴びた存在だっただけに影での苦悩も沢山あったのではないでしょうか。表と裏、光と影、陰と陽、人間として平静を保って生きるためにはこの二つのバランスがとても重要な事なんだなと今回の件で僕は考えさせられました。
投稿: ひかる | 2009年6月29日 (月) 02:08